ヒッチハイクの思い出話をしようか②
※①の続きですが、①のように笑えるようなシーンはないことだけ断り入れておきます。あと、長いです。
2016/01/28(Thu)
7:20 起床
アラーム無しで目覚めた。
晩は全然眠れなかったけど足の疲れは取れていた。
あっぱれ湿布パワー
7:45 チェックアウト
7:55 和歌山市駅到着
ホントは和歌山港まで頑張って歩いて行きたかったんだけど、徒歩だとギリギリフェリーに間に合わなそうだったからちょっとだけラクをした。
8:11〜8:15 和歌山市駅〜和歌山港
乗車時間4分、あっという間に和歌山港。
和歌山市駅のホームで電車を待ってたら隣のホームに【難波行き】がやってきて、
今、和歌山いるけどこの電車乗っちゃえばあっという間に帰れちゃうんやなぁ…
って思った。笑
下の写真はそんな感慨深い思いが呼び起こされる1枚。
8:30〜10:35 南海フェリー 和歌山〜徳島
とりあえず、
メッッッッッチャ暇やった。
乗客おじいさんとおばあさんしかいないし、海の景色は飽きるし、話し相手は勿論いないし、乗ってる間スマホの電波ないし、、、
ツイッターができないのが地味につらかったw
10:45〜11:10 徳島港から徒歩
フェリー降りてすぐに車に乗せてもらおうと考えてたけど、
1日目でメンタルにきててどうしても人に話しかけて頼みごとできんかった。
仕方ないから徒歩。
和歌山からいきなり四国に来てみたけど、特にあてがなかったからとりあえず徳島駅まで歩くことに。
少し歩くと工事現場があったから、工事現場のおじさんに徳島港-徳島駅間の徒歩所要時間を聞いてみたら、
「何時間かかるかなんて問題じゃネェぞ!やめとけ!」
的なことを言われた。
どう言われようと歩くつもりでいたけどね。
実際、徒歩はハードだった。
朝ごはん食べてなかった影響か、結構しんどかった。
11:10〜11:25 本日1回目のヒッチハイク成功
車に積み込みをしていたおじさんに話しかけてみたら、阿南に向かう途中に徳島駅のそばを通るから乗ってけ!と言ってくださった。感謝。感動。感激。
ドライバー3人目
す○る食品カツダシンジさん
問屋からメーカーの営業への転職で営業一筋約15年
朝から飲まず食わずの俺にミネラルウォーターをくださった。仏か?
メーカー営業の良さについて、熱く語ってくださった。
このとき、自分も将来はメーカーの営業になりたいと思った。
そして今、メーカーの海外営業の一員として働いている。
人生の醍醐味とは、人と人との出会い。
11:50 いのたにで徳島ラーメンを食べる
想像を絶する早さで徳島駅に到着できた。
歩いて徳島駅まで歩いていたらあとプラス1.5時間はかかったかな
そこから歩いて徳島ラーメンの老舗いのたにへ
このいのたにというお店、なんと徳島ラーメンブームの火付け役であるらしい(ネイバーまとめの情報)
疲れ吹き飛ぶ一杯。朝ごはんも食べずに長らく歩いてたこともあってか、最高級に美味かった。
一見こってり系にみえるが意外とすっきりした味わい。
初徳島ラーメン、サイコーだった。
12:30 眉山ロープウェイに搭乗
眉山は徳島駅から歩ける距離にあり、頂上からは徳島市街地を一望できるという、いつか大切な人と訪れたい系スポットだった。
1人でロープウェイってなんか切なかった、1人で乗るのはやっぱ違うw
平日だったし、ホント閑散としていた。
12:55 眉山頂上から徒歩で下山開始
下山はしんどかった。
ロープウェイ、片道じゃなく往復で券買えば良かった…
と思ってたんだけど、
この時財布の残金が全然なくて、これからの旅のことを考えると不安だったから節約してたんだよなぁ。。。
13:20〜14:20 眉山のふもとに到着し、そこから徒歩で北上
バカほど歩いた、バカなので。
この徒歩が今回のヒッチハイク旅で一番つらかった。
なぜなら今までは「○○まで歩こう」みたいなゴールがあったけど、この時はとにかく自宅に1ミリでも近づくためにやみくもに四国を北に向かって歩いていたから。
もちろん今回の旅の趣旨はヒッチハイクなんだからだれかに乗せてもらえばいいだろバーカ!と思ったかもしれん
できるものならそうしたかったけど、下道のヒッチハイクは難易度が高い。
行き交う人の目にさらされた中、立ち止まってボードを掲げる根性が、2日目の自分に残ってなかった
14:20 徳島インター南店ローソン着
1時間の過酷な徒歩の末、立ち止まったのはローソン。これには理由がある。
下道で乗せてもらうならコンビニが最適!
って経験者ブログで書いてんの見たから。笑
コンビニ到着後30分休憩し、交渉をスタート。
15:05〜15:15 ローソン徳島インター南店〜ローソン松茂中喜来店
ドライバー4人目
◯塚製薬の大石さん
仕事:製品(点滴)検査
用事:仕事で徳島空港付近の工場へ向かう
いい人やった。いい人過ぎたのでお礼にカイロをプレゼントした。
10分足らずのドライブだったが、かなり北上することができた。
降ろしてもらった後は、休憩できた分気持ちがHIGHになってたから、ペースアップして徒歩で北上した。
15:50 ファミマ鳴門インター店着
30分歩いてやっとコンビニ発見して休憩。
今日だけでどんだけ歩いとるねんな。
てかヒッチハイク旅2日目の内容、大体徒歩シーン。
コンビニ着いてからはめっちゃ休憩した。またしてもコンビニ到着後30分くらい休憩タイム。
16:20 ヒッチハイク交渉開始
途中、雨がぱらついてきて非常に焦った。
携帯で天気予報見たら夜から雨の予報。
野宿は覚悟の上、ヒッチハイクの旅に出たけど、
雨の野宿だけは絶対ムリィィィィィ(白目) はよ帰らなヤベェェェェェ
この時相当焦ってた。
しかも、ヒッチハイクの交渉の時間は実はこの時が、一番長かった。(1時間弱)
今まで大体30分くらい交渉すれば乗せてもらえたのになかなか苦戦。
乗車断られまくったけど、こんなド田舎のコンビニの前で雨降る夕暮れに立ち往生してられるか!
って気持ちだけで、めげずに交渉してた。
ちなみにこの時に掲げてたボードがこちら↓
鳴門方面、あわよくば淡路島へ連れてってっていう心境だった。
今までは1人乗りの男性にしか声をかけていなかった。
でも、今は相手が何人だろうと誰彼構わず声をかけて交渉を続けた。
17:10〜18:40 キセキの瞬間
ついに、ついに乗せてくれるドライバー登場!!
ドライバー5人目
東レとユニシスの社員
特徴:車の中でも頻繁に喫煙するヘビースモーカー
お話:高校野球の話、グローバル化に伴う英語能力の重要性について、就活の話
用事:東レの社員を明石駅まで送る
神戸ナンバーだったから、ワンチャン徳島から淡路島方面に、あわよくば神戸までワープできるのでは?
という期待の中、交渉してみたら見事的中!なんと徳島から明石まで乗せてくれた!!!!!
ひとまず淡路島のSAまでは連れてってもらえたらありがたい
と思ってたけど、まさかのイッキに本州へ!
しかも菓子パンとコーヒーまでもらってしまった!!!!!
乗せてもらえるだけでも感激なのに、食べ物をくれる優しい方々が多くて本当に幸せだった。涙
1時間半も乗せてくれた(乗車時間最長記録)
話も盛り上がってホントに楽しかった。
車内から撮った写真を一枚↓
18:53〜20:00 山陽明石駅から帰路につく
家族に黙ってヒッチハイクの旅を敢行してたから、すべてを打ち明けた。
めっちゃ驚かれた。(そりゃそう)
*旅のルート
赤線が1日目の移動
黄線が2日目の移動
2日間の出費:計13053円
予約していない分、宿代はやや高だったかな。
交通費はほぼかかってない分、ごはんでかなり贅沢した。笑